広告

面 舵

記事内に広告が含まれています。

【面舵】とは、船舶航行において、進行方向を基準として「右」に舵を切ること。

【面舵】の語源だが、古代中国では方角を十二支で表していた。
船舶航行に欠かせない羅針盤は、東西南北にかかわらず進行方向は必ず「子」(時計で表すと12時)に向いている。
その「子」を中心として、羅針盤から見て西に舵を切る場合、真東(時計で表すと3時)に当たる「卯」に向かって舵を切る。
これを「卯に向かって舵を切る」ということから、「卯の舵」と言った。

この「卯の舵」がなまり、【面舵】と呼ばれるようになったという説が有力。
逆に「左」へ向かって舵を切ることを【取舵】と呼ぶ。

発音は『おぉぉぁじ』となる。

用 語
広告

※1 当HPは全て敬称略としております。

※2 各項に表記している参考文献は当方が把握しているものに限ります。
参考文献、引用文献などの情報を取りまとめる前にHPが肥大化したため、各項ごとにそれらを明記することができなくなってしまいました。
勝手ながら本HPの参考文献、引用文献はすべて【参考書籍・サイト】にてまとめております。
ご理解くださいますようお願いいたします。