基準排水量 | 1,420t |
水中排水量 | 2,564t |
一番艦竣工日 | 伊号第七十四潜水艦 |
昭和13年/1938年8月15日 |
同型艦 | 2隻 |
全 長 | 105.00m |
最大幅 | 8.20m |
主 機 | 艦本式1号甲8型ディーゼル 2基2軸 |
最大速度 | 水上 23.0ノット |
水中 8.0ノット |
航続距離 | 水上 16ノット:10,000海里 |
水中 3ノット:65海里 |
馬 力 | 水上 9,000馬力 |
水中 1,800馬力 |
装 備 一 覧
備 砲 | 45口径12cm単装砲 1基1門 |
13mm機銃 1挺 |
7.7mm機銃 1挺 |
魚雷/その他兵装 | 艦首:53cm魚雷発射管 4門 |
艦尾:53cm魚雷発射管 2門 |
搭載魚雷 14本 |
九三式水中聴音機 1基 |
九三式水中探信儀 1基 |
六型aからさらに装備を増強 安全深度も増した六型b
6隻の建造が進んでいた「海大六型」ですが、「第二次軍備補充計画」で2隻の追加が決定しました。
この追加分は「海大六型」に多少の改良がくわえられ、「海大六型b」と称されます。
船形に違いはありませんが、船殻を増したおかげで安全潜航深度が85mにまで延長され、また水中聴音機が国産の九三式水中聴音機へと置き換えられています。
探信儀(アクティブ・ソナー)は九三式水中探信儀が追加され、機銃も13mm機銃、7.7mm機銃1挺ずつと、着実に装備面は増強されていきました。
「海大六型b」は【伊174、伊175】の2隻だけですが、本来3隻一編成の潜水隊において、この「海大六型b」は例外的に2隻での運用となりました。
のちに「海大七型」が誕生し、【伊176】が竣工されてからようやく3隻体制が整い、3隻とも昭和19年/1944年に沈没しています。
同 型 艦
艦名は最終のもの