航空機/飛行艇

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遠距離爆撃機 『富嶽』/中島
Nakajima G10N

昭和17年/1942年9月、「ミッドウェー海戦」で慢心により4隻の貴重な空母を失った日本に、1つの朗報が入ってきました。 【伊29】に搭載された「零式小型水上機」が、計画通りアメリカ西海岸オレゴン州の森林に計2回の爆撃を行いました。 被害はほとんどありませんでしたが、この結果は日本に様々な可能性をもたらしました。
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陸上爆撃機 『銀河』/空技廠
Yokosuka P1Y

昭和14年/1939年当時、帝国海軍の陸上攻撃機は「九六式陸上攻撃機」が主力。 またその後継機として昭和12年/1937年から「一式陸上攻撃機」の開発が進められており、その性能も概ね良好でした。 しかしすでに開戦していた第二次世界大戦の情勢から、海軍は欧州で飛び回っている大型の急降下爆撃機を配備すべきだという意見が多数を占めるようになりました。
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試作特殊攻撃機 『橘花』/中島
Nakajima Kikka

昭和19年/1944年、日本はアリューシャン諸島を奪い返され、南方諸島も次々と失陥。 6月には「マリアナ沖海戦」において日本の救世主として期待された【大鳳】を始め、【翔鶴・飛鷹】を失った挙句敵に痛打を与えることすらできずに大敗北。 航空戦だった太平洋戦争において、主力の空母を3隻失った「マリアナ沖海戦」の勝敗は戦争そのものの勝敗と直結していました。
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ロケット戦闘機 『秋水』・キ200/三菱
Mitsubishi J8M

昭和19年/1944年、日本はアリューシャン諸島を奪い返され、南方諸島も次々と失陥。 6月には「マリアナ沖海戦」において日本の救世主として期待された【大鳳】を始め、【翔鶴・飛鷹】を失った挙句敵に痛打を与えることすらできずに大敗北。 航空戦だった太平洋戦争において、主力の空母を3隻失った「マリアナ沖海戦」の勝敗は戦争そのものの勝敗と直結していました。
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局地戦闘機 『震電』/九州
Kyushu J7W

昭和18年/1943年、太平洋戦争が開戦してから1年以上経過するにも関わらず、日本の戦闘機は未だに「零戦」が主力であり、さらに後継機「烈風」の開発は行っていたもののその投入の目処は以前立たないままでした。 海軍航空技術廠の鶴野正敬大尉は、現状打破のための革命的な機体を開発する必要があると独自で研究を重ねていました。 その革命的な機体とは、「前翼型飛行機」。
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艦上戦闘機 『烈風』/三菱
Mitsubishi A7M

世紀の大傑作機「零式艦上戦闘機」が昭和15年/1940年に誕生してから数ヶ月もしないうちに、海軍は手を緩めず次世代の戦闘機の開発を推し進めます。 戦争で使われる兵器は抜きつ抜かれつのせめぎ合いです。 こちらが新しい一手を出すと同時に、次に相手が繰り出す武器を潰す手段を用意しなければなりません。 海軍は「零戦」を生み出した三菱重工業に「十六試艦上戦闘機」の開発を指示します。
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局地戦闘機 『紫電/紫電改』/川西
Kawanishi N1K1-J/N1K2-J

昭和16年/1941年、川西航空機は海軍の命令で「強風」の開発を急いでいました。 しかし要求があまりにも困難なものだったので、命令を受けてから1年が経過した昭和16年/1941年末でも、未だに先行きは不透明なままでした。 特に、水上機でフロートが装備されているのにもかかわらず、「零式艦上戦闘機」よりも速くしろという要求が「強風」開発の遅延を生み出していました。
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局地戦闘機 『陣風』/川西
Kawanishi J6K1

十八試甲戦闘機陣風 全 長 10.118m 全 幅 12.500m 全 高 4.130m 主翼面積 26.000㎡ 自 重 3,500kg 航続距離 2,055km 発動機馬力 空冷複列星型18気筒「誉四二型」(中島)2,200馬力 最大速...
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局地戦闘機 『天雷』/中島
Nakajima J5N

昭和18年/1943年2月、日本は激戦に次ぐ激戦に遂に根負けし、「ガダルカナル島の戦い」において撤退作戦を開始。 この「ケ号作戦」実施の一ヶ月前、海軍はアメリカが実用化に向けて着々と開発をしている「B-29」に脅威を感じていました。 太平洋戦争後期から続々と本土上空を飛び交うようになったこの「B-29」は、「超空の要塞」(ちょうそらのようさい)とまで言われ、高度8,500m以上の高高度から悠々と爆撃をすることができる代物でした。
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局地戦闘機 『閃電』/三菱
Mitsubishi J4M

昭和14年/1939年から計画に入り、昭和15年/1940年から本格的に開発が始まった、局地戦闘機「雷電」。 それに引き続き、海軍は次の局地戦闘機の開発を三菱に指示します。 今回の局地戦闘機の大きな目玉は、速度も然ることながら、超強力な武装で相手を潰すという点にありました。