大日本帝国海軍 第五水雷戦隊 変遷 | 大日本帝国軍 主要兵器
広告

第五水雷戦隊 変遷

1.駆逐隊名の横は在籍鎮守府を示す
2.所属内の「+」記号は、表記年月日以降の編入や臨時編入などを示す
3.所属内の「⇒」は、表記年月日以降の転出等の理由による離脱 次の艦はその補填を示す
4.所属内の「⇔」は、表記年月日以降の両艦の入れ替わりを示す

()内 駆逐艦型略称について
(桜)=桜型 (樺)=樺型 (桃)=桃型 (楢)=楢型 (樅)=樅型 (若)=若竹型
(山)=山彦型 (東)=東雲型 (暁)=暁型 (白)=白雲型 (春)=春雨型
(神Ⅰ)=初代神風型 (海)=海風型 (浦)=浦風型 (磯)=磯風型 (江)=江風型
(峯)=峯風型 (神Ⅱ)=2代目神風型 (睦)=睦月型 (吹)=吹雪型
(初)=初春型 (白)=白露型 (朝)=朝潮型 (陽)=陽炎型 (夕)=夕雲型
(秋)=秋月型 (島)=島風型 (松)=松型 (橘)=橘型
(防)=海防艦 (水)=水雷艇

広告

第五水雷戦隊の役割

短いですが2つの歴史を持つ第五水雷戦隊。
初代は「支那事変」における沿岸戦力として二等駆逐艦を、やがて「峯風型・睦月型」を編成する小型のもの。
開戦の1年前に編成された2代目は主に南方攻略部隊のお供として、やはり旧式艦が集められました。
攻略完了後はすぐに解隊されています。

年月日編成内容
昭和9年/1934年11月15日
所属:第三艦隊 戦隊旗艦:【二等巡洋艦 龍田】
第一六駆逐隊:呉
 朝顔(若)・夕顔(若)・芙蓉(若)・刈萱(若)
第二八駆逐隊:佐世保
 蓮(樅)・蓬(樅)・蓼(樅)
 
昭和10年/1935年11月15日
所属:第三艦隊 戦隊旗艦:【二等巡洋艦 夕張】
第一三駆逐隊:呉
 若竹(若)・呉竹(若)・早苗(若)
第一六駆逐隊:呉
 朝顔(若)・夕顔(若)・芙蓉(若)・刈萱(若)
 
昭和12年/1937年10月20日
所属:第四艦隊 戦隊旗艦:【二等巡洋艦 夕張】
第一三駆逐隊:呉
 若竹(若)・呉竹(若)・早苗(若)
第一六駆逐隊:呉
 朝顔(若)・夕顔(若)・芙蓉(若)・刈萱(若)
 
昭和12年/1937年12月1日
所属:第四艦隊 戦隊旗艦:【二等巡洋艦 長良】
第三駆逐隊:横須賀
 汐風(峯)・夕風(峯)・太刀風(峯)・帆風(峯)・島風(峯)・矢風(峯)・灘風(峯)
※入れ替わり多数 定期在籍艦不明

第一六駆逐隊:呉
 朝顔(若)・夕顔(若)・芙蓉(若)・刈萱(若)
第二三駆逐隊:佐世保
 菊月(睦)・三日月(睦)・望月(睦)・夕月(睦)⇔睦月(睦)
 
昭和13年/1938年12月15日
所属:第五艦隊 戦隊旗艦:【二等巡洋艦 長良】
第一六駆逐隊:呉
 朝顔(若)・夕顔(若)・芙蓉(若)・刈萱(若)
第二三駆逐隊:佐世保
 菊月(睦)・三日月(睦)・望月(睦)・夕月(睦)⇔睦月(睦)
 
昭和14年/1939年11月25日解隊

昭和15年/1940年11月15日新編 第五水雷戦隊
 
昭和15年/1940年11月15日
所属:第三艦隊 戦隊旗艦:【二等巡洋艦 名取】
第五駆逐隊:横須賀
 朝風(神Ⅱ)・春風(神Ⅱ)・松風(神Ⅱ)・旗風(神Ⅱ)
第二二駆逐隊:佐世保
 皐月(睦)・水無月(睦)・文月(睦)・長月(睦)
 
昭和16年/1941年12月8日太平洋戦争 勃発 現編成にて参戦
 
昭和17年/1942年3月10日解隊

各項における参考文献、引用文献などの情報を取りまとめる前にHPが肥大化したため、各項ごとにそれらを明記することができなくなってしまいました。
勝手ながら今は各項の参考文献、引用文献をすべて【参考書籍・サイト】にてまとめておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。

年 表
広告
大日本帝国軍 主要兵器