【敷設艦】とは、水中に何かしらの機器や兵器を敷設する艦のこと。
第二次世界大戦や太平洋戦争時の敷設艦は、一般的には機雷を敷設する【機雷敷設艦】と考えてよい。
機雷は【敷設艦】による敷設と航空機による機雷投下の二種類がある。
【敷設艦】は規模も能力も様々で、旧式艦を改造したものから、35ノット以上の速力を有する高速敷設が可能なものまである。
機雷は特に第一次世界大戦時まで積極的に用いられ、遠洋での戦闘が少なかった同時期には戦艦にも致命的なダメージを与えることができる有効な攻撃手段だった。
太平洋戦争でも、南方諸島周辺に敷設された機雷や、軍港周辺に投下された機雷によって日本艦艇が被害を多数受けている。