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【呂五十七型潜水艦】(L三型)

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基準排水量 889t
水中排水量 1,103t
一番艦竣工日 呂号第五十七潜水艦
大正11年/1922年7月30日
同型艦 3隻
全 長 72.72m
最大幅 7.16m
主 機 ヴィッカース式ディーゼル 2基2軸
最大速度 水上 17.1ノット
水中 9.1ノット
航続距離 水上 10ノット:5,500海里
馬 力 水上 2,400馬力
水中 1,600馬力

装 備 一 覧

備 砲 28口径7.6cm単装高角砲 1基1門
魚雷/その他兵装 艦首:53cm魚雷発射管 4門
搭載魚雷 8本
Kチューブ
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新装備を搭載したL三型は老齢ながらも新兵たちを鍛え続ける

イギリスの「L級潜水艦」は一番艦竣工から都度改良が施されていますが、その中には魚雷発射管の大型化もあります。
初期型は45.7cm魚雷発射管が艦首4門、舷側1門ずつでしたが、次代は艦首発射管が53.3cmに更新されています。
それと同様、日本の「L三型」も艦首魚雷が53.3cm魚雷発射管へと更新されました。
また、凌波性向上のために乾舷を高めた設計に改められ、「L型」導入後初めて艦設計に手が加えられています。

装備面では他にもKチューブと呼ばれる水中聴音機が日本で初めて搭載されました。
これは「Uボート」の通商破壊作戦に対抗すべくアメリカで開発された装置で、Kチューブそのものの性能はよくなかったものの、日本の水中聴音機開発の走りでした。
ですがとにかく複雑な構造だったため、性能の悪さもあってKチューブは普及せず、やがて海外技術も導入しながら九三式水中聴音機の開発へと繋がっていきます。

他には電池冷却のために20,000キロカロリーの炭酸ガス冷却機が新たに設置。[1-P224]
その他前甲板の固定砲座に装備していた7.6cm高角砲が、波の影響を防ぐため艦橋上の旋回砲座へと移されています。

「L三型」3隻は、予備役でこそあったものの開戦どころか終戦まで現役であり続け、国内での練習潜水艦として戦争中も若者たちと共に戦い続けました。

同 型 艦

呂号第五十七潜水艦 呂号第五十八潜水艦 呂号第五十九潜水艦

参照資料(把握しているものに限る)

Wikipedia
[1]軍艦開発物語 著:福田烈 他 光人社

潜水艦
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※1 当HPは全て敬称略としております。

※2 各項に表記している参考文献は当方が把握しているものに限ります。
参考文献、引用文献などの情報を取りまとめる前にHPが肥大化したため、各項ごとにそれらを明記することができなくなってしまいました。
勝手ながら本HPの参考文献、引用文献はすべて【参考書籍・サイト】にてまとめております。
ご理解くださいますようお願いいたします。