1/700 艦NEXT 大和 その0
(初めてプラモデルを造る人へ)

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0.初めてプラモデルを造る人へ

こんなページを作って大丈夫なのかだいぶ不安ですが、とにかくプラモデルを初めて造る人向けのページです。

まず、管理人の能力です。

  • プラモ初製作:2015年の秋ごろ ピットロードのフルハル睦月※1
  • 当人のレベル:完成させることはできる。仕上がりはぱっと見問題なくても部分部分が雑。プラスアルファの加工はまだ駄目。
  • 頭も手も不器用で、展開図などがめちゃくちゃ苦手 製作時間すごい使う

こんな感じです。
初心者の方がやり続けたら、近いうちに到達できる通過点レベルです。

※1 フルハルモデル:艦底部分まで含めた、船全体の姿が製作できるモデル。
これに対して艦底部分を取り除き、海に浮かんでいる時に実際に見れる姿を模したものを洋上モデルという。洋上モデルはメーカーによって異なるが、大半がウォーターラインモデル、フジミはこれをシーウェイモデルと呼ぶ。呼び方が異なる理由は割愛。

今回製作する「艦NEXT」の【大和】は艦底も付属しているフルハルモデルになります。
フルハルのほうが勿論ちょっとだけ手間が増えますが大したことはありません。

ではデザインナイフとニッパー、紙やすりと適当なパーツを用意しましょう。

パーツはほとんどが最初はゲートにたくさんまとめられています。
これからパーツを1つ1つ切断して整形して、プラモデルを組み立てていきます。

写真のように、ランナーからパーツへのつなぎ目をゲートと呼びます。
ほとんどの場合はニッパーで、ゲートが非常に小さかったり隙間がない場合はデザインナイフを使ってゲートを切断します。

この段階で、パーツにゲートが残らないようにニッパーで切断することも可能ですが、できれば写真のように、少しゲートを残したほうがいいです。
その理由は後で説明いたしますが、まずこの状態でゲートを切断してみましょう。

他の箇所も少しゲートを残してみました。
そしてこの状態で、もう一度ニッパーでゲートを切断しましょう。

ここまでゲートが小さくなりました。
あとはデザインナイフで、
・薄くできるだけ水平に
・何回か
・往復させて

ゲートを削りましょう。

ニッパーと同じく、一気に削るのは慣れるまでは危険です。
失敗するとパーツにざっくりナイフの刃が入り込んでしまいます。

また、同じ方向から何回も削ってしまうとだんだん切断面が斜めになってしまいますから、逆方向からも刃を入れましょう。
パーツの大きさ、形状によっては逆方向に刃を入れにくい場合がありますので、その場合はやすりとデザインナイフの刃先で少しずつ削りましょう。

さて、デザインナイフを何回か往復させたほうがいい理由は分かったと思いますが、ニッパーでゲートを2回に分けて切断する理由は何でしょうか。

プラモデルには「白化」という現象があります。
読んで字のごとくなのですが、切断面が白くなってしまう現象です。
しかも白くなるだけではなく、切断面が歪になってデザインナイフで削り取るのに手間がかかってしまいます。

なので、たとえ白化してもランナーから切り取って、もう一度ニッパーでゲートを切れば、その白化した部分は切断できるから問題が解消されるということです。
「ゲートはニッパーで2回切る」
これを合言葉にしましょう。

ゲートが余ってます。
余ったゲートをもう一度切ります。
ゲートを短くしました(あえて残してますが、もっと短く切れます)。

なお、白化を防ぐ方法として、他にも
1.複数ゲートで繋がっている場合は細いほうから
2.パーツ側に背を向けて
3.広い面に刃を当てて
切るという方法があります。

1と2はそのままですが、3については、粘土を想像してもらえればすぐにわかると思います。
立方体の粘土、長辺の面に刃を入れた場合、短辺の面に刃を入れた場合を想像して下さい。
短辺の面に入れたほうが、粘土そのものの形も崩れてしまうと思います。
これと同じで、狭い面側に刃を入れると白化につながります。

続いて、残ったゲートを切るときのパーツの向きです。
次の2枚の写真を見てみましょう。

これは同じパーツの表と裏です。
どちらから切ったほうがいいかというと、1枚目の表側です。
裏側を向けて刃を入れたら、実は表面の必要な部分に刃がかかっていて削れてしまった、という経験をしたことがあります。
ニッパーでもデザインナイフでも、できるだけ表面が見える方向から刃を入れて、パーツに傷がつかないかどうか確認をしましょう。

「艦NEXT」を造る上で絶対説明しなければならないことはこれぐらいだと思います。
とにかくパーツを綺麗に切断すれば、パーツ同士の接合の支障も減りますし、見た目も綺麗になります。
塗装がない分、各パーツの手入れは重要なので、ここでの説明と紙やすりでゲート跡を削り落とす作業は手を抜かないようにしましょう。

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